中学受験には、三種の神器と呼ばれるものがあります。
「三種」はもう決定しているものかと思いきや、調べてみると色々と出てきました。
- 過去問
- スケジュール管理
- 図鑑、地図、百科事典、辞書
- プリンター
- ホワイトボード
- タイマー
考え方によって「受験の三種の神器」は違うようです。
いずれも重要であることに変わりはありませんが、私が思う受験の三種の神器は以下の3つです。
- 過去問
- スケジュール管理
- プリンター
この記事では、この3つについての考察を書いています。
過去問について
中学受験だけでなく、高校受験大学受験でも重要なものですね。
過去問を解くことで、受験したい学校の出題傾向を把握できること、受験したい学校がどんな生徒を求めているのかイメージできることなどが挙げられます。
中学受験の場合、過去問最新号が発売される8月~9月から、過去問に取り組む塾が多いと思います。
取り組む→間違えたところをチェックしてとき直す→再度取り組む、を2回ほど行ってほしいです。
スケジュール管理について
いつまでに何に取り組むか、スケジュール管理は重要です。小学生の場合は一人で管理するのは難しいので、親や塾など誰かの手助け必要です。
特に重要なのが、とき直しをスケジュールに入れること。1日10分でもいいので、間違えた問題をとき直ししていきましょう。
またよく「朝勉がいい」と聞きます。それは以下の理由からです。
- 寝ている間に記憶が整理整頓されるので、新しい情報が入りやすい。同じ理由から、考えることに向いた時間である。
- 次の予定がある(学校など)ので、決まった時間内で集中できる。
- 決まった時間に取り組むので、学習習慣がつく。
可能であれば、ぜひ朝に学習時間を作ってください。10分くらいでかまいません。
ちなみに、、可能であればと書いたのは、娘にはできなかったからです。夜の方が冴えるそうで、朝は眠くてできないと言われていたため、朝勉は途中から辞めました。お子様の体調など見て、無理にではなく、できれば朝に学習時間を作るのがいいと思います。
プリンターについて
デジタル化が進んでいても、試験は紙に記入すること、塾でもらってくるプリントやテスト問題はA3サイズが多いので、プリンターは必要です。
受験でプリンターを利用する目的はおよそ以下の通りです。
- テスト問題やテキストを印刷し、とき直しに利用するため
- 過去問の解答用紙を印刷し、何度も取り組めるようにするため
スキャンと印刷機能がついているA3対応プリンターが便利です。
我が家はすでに受験前に購入していたA4プリンターがあったので、A4プリンターで乗り切りました。
A4プリンターはとても不便でした。。
A4サイズのプリンターではA3用紙はスキャンできません。だから、下記の方法で印刷していました。
- 印刷したい用紙をスマホで撮影
- 色や明るさを見やすく整える
- 写真をA4サイズで印刷する
受験ではとき直しのために、かなりの数を印刷することになります。年末になるにつれ印刷したい用紙が増えるばかり。コンビニ等で印刷することもできますが、それもまた手間がかかりますね。
この方法の場合、一度撮影した画像は何度も使えるので、2度目は印刷ボタンを押すだけという点は楽でした。
これから購入される方には、A3対応プリンターをおすすめします。