共働きなどで忙しく、お子様の勉強をじっくり見てあげることができない方も多いですね。
通信教育には、紙媒体のものとタブレットを使うものとがあります。
タブレット学習の場合、そのほとんどが保護者用サイトやアプリにお子様の学習記録が送信されます。だからきちんと学習しているか、離れていてもチェックすることができます。
保護者サイトやアプリを通して、お子様とメッセージ交換できる機能がついていることもあります。
また最適なタイミングで復習が促される、先生へ質問できるなど、細かなサポートがつく教材もあります。
保護者がお子様の学習を見てあげられないことが気になるのであれば、保護者との連携に優れた通信教育を選ぶといいでしょう。
保護者サポートに優れた通信教材
各社利用して、保護者サポートに優れていると感じたのは、次の通信教材です。
いずれもタブレットを利用して学習します。
それぞれ、何が分かるのか詳しく紹介します。
スマイルゼミ
スマホアプリと、保護者サイトで状況を把握できます。
- どの教科を何分取り組んだか
- ゲームで何分あそんだか
- 何時に学習をはじめて何時に終えたか
- 分析された学習状況のグラフや見解を見ることができる
- メッセージのやりとりができる(チャット)
学習状況を分析したグラフや、いつからいつまで学習に取り組んだかなど、かなり詳細に分かります。これまで体験した中で1番細かく分かり、不満がないです。
メッセージのやり取りもできるので、仕事をしていても、見守り変わりになります。
チャレンジタッチ
チャレンジタッチは、保護者サイトとメールで状況を把握できます。
- 一週間の学習内容がメールで送られる
- お子様とメッセージのやりとりができる
- 英語のレベルアップなど、特別な場合もメールで連絡がある
- 終えた教科、と終えていない教科が分かる
- 間違った問題がある単元がわかる
- 赤ペン先生の提出状況がわかる
- 理解度がグラフで見える
保護者サイトとメールの両方で把握できます。
サイトでは理解度を表したグラフや、メッセージを送ることができます。
ただメッセージは取り組みに対してのみ送れるので、あくまで学習に対してのみ利用できます。(取り組みがないとメッセージは送れない)
スタディサプリ小学講座(小4~)
スタディサプリでは、以下のことがメール・サポートWebで分かります。
- 視聴した授業動画数
- 視聴した授業動画の再生時間
- いつ何の動画を見たか
- 問題に解答したか
- メールで当日・今週の視聴した授業動画数が送付される
サポートサイトにログインしなくてもメールで状況を把握できるのが便利です。
ただテキストを使用した学習時間は分かりません。
Z会小学生タブレットコース
Z会タブレットコースでは、保護者アプリにて次のことができます。
- 月のスケジュールを確認できる。(保護者アプリからの変更は不可)
- 終えた学習・終えてない学習をカレンダーで確認できる。
- 教材に取り組みはじめた時間が分かる。
- 添削テストの結果を確認できる。
- 先生とのやりとり(月1回)を確認できる。
- お子様とメッセージのやり取りができる(チャット)
教材はiPadのみ対応ですが、保護者アプリはiPhoneでもAndroidでも利用できます。(Android5.0以上)
Z会中学受験コース(小3~)
Z会小学生タブレットコースと同じく、保護者アプリで以下のことができます。
- 月のスケジュールを確認できる。(保護者アプリからの変更は不可)
- 終えた学習・終えてない学習をカレンダーで確認できる。
- 教材に取り組みはじめた時間が分かる。
- 添削テストの結果を確認できる。
- 先生とのやりとり(月1回)を確認できる。
- お子様とメッセージのやり取りができる(チャット)
よく利用するのは、スケジュール確認とメッセージのやり取りです。
言葉だけでなく、メッセージで褒めると嬉しいようで、モチベーションアップにつながっています。
Z会では1年間同じ担任の先生がつきます。
毎月先生へ、今月の振り返りや質問を送り返事をもらいます。保護者である私は言わずに、苦手部分を質問していることがあったので、こっそり確認できる保護者アプリは重宝しています。
ただ中学受験となると受験する学校の情報を集めたり、分からない時に教えてあげたりなどのサポートが必要です。特に算数は小学校では習わない問題がほとんどなので。
塾に入ってもサポートがいるくらいですから、通信教育なら、なお保護者の時間・手間が必要です。
まとめ
忙しくて勉強を見てあげられなくても、一言メッセージを送ってあげるだけで、お子様にとっては大きなモチベーションになります。
詳細に取り組み状況がわかる通信教育なら、お子様の頑張りが見えるので声掛けしやすいですね。